だれ研

【終末のワルキューレ】登場キャラ一覧&元ネタまとめ①(1〜10巻)

漫画『終末のワルキューレ』に登場する、歴史上の人物と神話上の神々を、ひたすらまとめている覚書です。

長くなってきたので、11巻〜はこちらに移動しました。

▼登場キャラ一覧&元ネタまとめ②(11巻〜)

※ネタバレ注意
※巻数は初出
※製作中。随時更新。


【終末のワルキューレとは?】
人類存亡を賭けて、世界の神々と歴史上の偉人・英雄が、タイマン13番勝負をするバトル漫画。

1巻

ブリュンヒルデ
北欧神話のワルキューレ13姉妹の長姉。半神半人。ワルキューレは戦場で死んだ者をヴァルハラに連れていく役目を持つ。名前の意味は「輝く戦い」。

ゲル
ワルキューレ13姉妹の末妹。見習い戦乙女。名前の意味は「騒がしきもの」。

ゼウス
ギリシャ神話の最高神で、全知全能の存在。兄にハデス、ポセイドン、アダマス(終ワルオリジナル?)がいる。ティーターノマキアで父・クロノスと戦った。

アフロディテ
ギリシャ神話の愛と美と性を司どる女神。オリュンポス十二神の一柱。

シヴァ
インド神話の破壊と創造を司どる神。

インキュバス
男性型の夢魔・淫魔。夢の中に現れて性交を行うとされる。

オーディン
北欧神話の最高神で戦争と死の神。北欧古典『スノッリのエッダ』によれば、知恵と魔術を身につけた時に代償として片目を失った。

フギンとムニン
オーディンが使役する2羽のワタリガラス。フギンが「思考」、ムニンが「記憶」を表す。

トール
北欧神話の雷の神。オーディンの息子。巨大なハンマー「ミョルニル」を持つ。

ヘイムダル
北欧神話の神。角笛ギャラルホルンを持ち、この笛が鳴らされる時にラグナロクが始まるという。

フォルセティ
北欧神話の司法神。正義、平和、真実を司る。

テュール
北欧神話の軍神。火曜日(Tuesday)の語源となっている。

呂布奉先(りょふ ほうせん)
後漢時代の中国の武将。三国志の中で最強といわれるが、曹操との戦いで敗れ処刑された。

陳宮公台(ちんきゅう こうだい)
呂布軍の軍師。呂布とともに、曹操に処刑された。

赤兎馬(せきとば)
呂布の愛馬。名前は「赤い毛を持ち兎のように素早い馬」という意味。1日に千里を駆けることができたという。

劉備玄徳(りゅうび げんとく)
三国時代の「蜀(しょく)」の初代皇帝。関羽・張飛とは義兄弟の契りを結んでいる(劉備が長兄・関羽が次兄・張飛が末弟)。14巻でも登場。

関羽雲長(かんう うんちょう)
劉備に仕えた武将。立派なひげを持つ。

張飛益徳(ちょうひ えきとく)
「蜀」の将軍。大酒飲み。

曹操孟徳(そうそう もうとく)
三国時代の「魏」政権の創設者。呂布を処刑した。

ヘルメス
ギリシャ神話の伝令神。狡猾ですばしっこく、商売の神・旅人の守護神ともいわれる。ゼウスの子でアレスとは兄弟。

ランドグリーズ
ワルキューレ13姉妹の4女。名前の意味は「盾を壊す者」。

2巻

アダム
神が最初に作った人間。ほぼ全裸で股間にイチジクの葉を一枚身につけている。旧約聖書の「創世記」によると、アダムはエデンの園を管理していたが、禁じられていた善悪の知識の木の実を食べた罪により、妻のイブとともに追放された。

ミケランジェロ
イタリアの画家・彫刻家。創世記に基づいて、システィーナ礼拝堂の天井画「天地創造」を描いた。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(W・A・モーツァルト)
「神童」と称えられたザルツブルグの天才音楽家。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(J・S・バッハ)
「音楽の父」と称されるドイツの音楽家。G線上のアリアを作曲した。

レギンレイヴ
ワルキューレ13姉妹の7女。名前の意味は「神々の残された者」。

カインとアベル
アダムとイブの息子たち。カインが兄、アベルが弟。旧約聖書では人類最初の殺人の加害者と被害者だが、終ワルでは仲良さそう(❁´ω`❁)

アレス
ギリシャ神話に登場する軍神。破壊・狂乱を司どる。ゼウスの子であり、ヘルメスの兄。美形で体格がよく、アフロディテと不倫関係にあった(え)。

クロノス
ギリシャ神話の時空の番人。ウラノスとガイアの子であり、ハデス・ポセイドン・ゼウスの父。ティターノマキアでゼウスに倒された。神話では「アダマスの鎌」を武器として持っている。

3巻

イヴ
アダムの妻。

蛇神
逆恨みでイブを楽園追放に追い込んだ、終ワルオリジナル神。旧約聖書の「創世記」では、イブをそそのかす蛇として登場。

ロキ
北欧神話の狡知の神。いたずら好きでずる賢いトリックスター。オーディンとは義兄弟。

フリスト
ワルキューレ13姉妹の次女。名前の意味は「震える者」「轟かす者」。

ポセイドン
ギリシャ神話の海と地震を司どる神。ゼウスの兄でハデスの弟。三叉の矛・トライデントを武器に持つ。

佐々木小次郎(ささき こじろう)
江戸時代前期の剣豪。「岩流」とも呼ばれる。愛刀は備前長光三尺四寸、通称・物干し竿。巌流島で宮本武蔵と決闘し敗れた。

源義経(みなもと の よしつね)
平安末期〜鎌倉初期の武将。幼名・牛若丸。鞍馬山で育ち、兄・源頼朝とともに平家を滅ぼした。「車太刀」は義経が所持していたといわれる小太刀。

武田信玄(たけだ しんげん)
戦国時代の武将で、甲斐(現在の山梨県)の守護大名。名前だけ登場。風林火山の旗でおなじみの武田軍は、当時最強と言われていた。

上泉伊勢守信綱(かみいずみ いせのかみ のぶつな)
「新陰流」の開祖。剣聖と呼ばれる。箕輪城主・長野業正に仕えており、武田信玄率いる武田軍と壮絶な戦いを繰り広げた。箕輪城が滅んだ後は、武田家臣下へ勧誘されたが、士官を断って諸国修行の旅に出た。4巻にも登場。

千葉周作(ちば しゅうさく)
幕末の剣術家で「北辰一刀流」の流祖。名前だけ登場。北辰一刀流の門人には、坂本龍馬、清河八郎、新撰組の藤堂平助・山南敬助・伊東甲子太郎などがいる。

高柳又四郎(たかやなぎ またしろう)
幕末の剣豪で「音無し剣」の遣い手。千葉周作が”又四郎殿には生涯かなわぬ”と言ったとされる。

吉岡清十郎(よしおか せいじゅうろう)
足利将軍家の剣術師範を務めた「吉岡流」の4代目当主。宮本武蔵と試合をしたことがある。

宝蔵院胤舜(ほうぞういん いんしゅん)
奈良・興福寺の宝蔵院の院主。穂先が十字型の鎌槍を使う「宝蔵院流槍術」を創始した。

宮本武蔵(みやもと むさし)
江戸初期の剣豪で、右手に大太刀・左手に小太刀を持つ二刀流剣法「二天一流」の祖。兵法書「五輪書」を書いた。

宮本伊織(みやもと いおり)
宮本武蔵の養子。

4巻

アダマス
征服神。ゼウスとポセイドンの兄。「アダマスの鎌」を元にした終ワルオリジナル神と思われ。

富田勢源(とだ せいげん)
中条流の流れをくむ「富田流」の流祖。佐々木小次郎は門人だった。

富田景政(とだ かげまさ)
富田勢源の弟で、富田流の師範代。

富田景勝(とだ かげかつ)
富田勢源の甥。

伊藤一刀斎景久(いとう いっとうさい かげひさ)
「一刀流」剣術の祖。

柳生石舟斎宗厳(やぎゅう せきしゅうさい むねよし)
柳生新陰流」の祖。

5巻

ヘラクレス
ギリシャ神話の半神半人の中で最大最強の英雄。12の功業を成し遂げたあと、神々の仲間入りを果たした。

ジャック・ザ・リッパー
19世紀のロンドンに現れた連続殺人鬼。日本では「切り裂きジャック」の名前で有名。

アーサー・コナン・ドイル
イギリスの作家。推理小説「シャーロック・ホームズ」シリーズが有名。

6巻

カストル
ヘラクレスの親友。紀元前2000年頃にテーバイに住んでいた。

アルケイデス
ヘラクレスの幼名。

ネメアの獅子
ギリシア神話に登場するライオン。ヘラクレスの第一の御業で登場。ネメアの谷に住んで人や家畜を襲っていたがヘラクレスに倒された。獅子座の元となる。

ステュムバリデスの鳥
ギリシャ神話に登場する怪鳥。ヘラクレスの第六の御業で登場。翼の先が青銅でできている。

ウィリアム・シェイクスピア
イングランドの劇作家。「ハムレット」「マクベス」「ロミオとジュリエット」などの作品を残した。

メアリー
ジャック・ザ・リッパーの母で売春婦。最初の犠牲者になった。実際の切り裂きジャック事件の最初の犠牲者メアリーアン・ニコルズから付けられた名前と思われる。

アン
メアリーと同じ売春宿にいた売春婦。こちらも名前の由来はメアリーアン・ニコルズと思われ。

ジャック・スミス
ジャック・ザ・リッパーの父。多分オリジナルキャラ。

7巻

フレック
ワルキューレ13姉妹の11女。名前の意味は「武器をガチャつかせる者」。

8巻

近藤勇(こんどう いさみ)
新選組局長。天然理心流の四代目。漫画「ちるらん 新撰組鎮魂歌」で処刑された後、終ワルに参戦。

沖田総司(おきた そうじ)
新撰組一番隊組長。天然理心流の天才剣士。漫画「ちるらん 新撰組鎮魂歌」で死亡した後、終ワルに参戦。

雷電為右衛門(らいでん ためえもん)
人類史上最強の力士。強すぎたため「張り手」「鉄砲」「かんぬき」「鯖折り」の技を禁じられたが、それでも勝率は9割を超えたという。

半右衛門(はんえもん)
雷電為右衛門の父。信濃国小県郡大石村で百姓をしていた。

けん
半右衛門の妻で、雷電為右衛門の母。

綾川五郎次(あやがわ ごろうじ)
第二代横綱。栃木県出身の力士。

谷風梶之助(たにかぜ かじのすけ)
第四代横綱。宮城県出身の力士。雷電為右衛門は内弟子。

小野川喜三郎(おのがわ きさぶろう)
第五代横綱。滋賀県出身の力士。

阿武松緑之助(おうのまつ みどりのすけ)
第六代横綱。石川県出身の力士。手形のみ登場。

境川浪右衛門(さかいがわ なみえもん)
第十四代横綱。千葉県出身の力士。手形のみ登場。

梅ヶ谷藤太郎(うめがたに とうたろう)初代
第十五代横綱。福岡県出身の力士で明治前期の角界の第一人者。手形のみ登場。

スルーズ
ワルキューレ13姉妹の3女。

杉田玄白(すぎた げんぱく)
江戸時代の医者。解剖学書ターヘル・アナトミアを翻訳して「解体新書」を作った。

葛飾北斎(かつしか ほくさい)
江戸時代の浮世絵師。「富嶽三十六景」が有名。

パールヴァティ
シヴァの正妻。穏やかで心優しい。

カーリー
シヴァの第二夫人。血と殺戮を好む戦いの女神。

ドゥルガー
シヴァの第三夫人。戦いの女神。

ガネーシャ
シヴァとパールヴァティの息子で富の神。象の姿をしている。

釈迦(しゃか)
仏教の開祖。生まれた時に七歩歩いて、右手で天を、左手で地を指し「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」と言ったとされる。作中では仏陀(ブッダ)、お釈迦様、仏世尊、シャァキャァァとも呼ばれている。

七福神(しちふくじん)
幸運をもたらす7柱の神。仏教の経典に出てくる「七難即滅(しちなんそくめつ)、七福即生(しちふくそくしょう)」に由来し、七福神を参拝すると、七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かるといわれる。

大黒天(だいこくてん)
七福神の一柱で財運・五穀豊穣・縁結びの神。シヴァ神の別名マハカーラ(9巻に登場)が由来とされる。

寿老人(じゅろうじん)
七福神の一柱で長寿の神。もとは中国の道教の神仙で、頭が長く、鹿を連れている姿で描かれる。作中では鹿の頭蓋骨をかぶっている。

福禄寿(ふくろうじゅ)
七福神の一柱で幸福・封禄・長寿の神。もとは中国の道教の神仙。

布袋尊(ほていそん)
七福神の一柱で無病息災・商売繁盛の神。10世紀頃の中国に実在した仏僧で、大きな袋をかついでいる。

恵比寿(えびす)
七福神の一柱で日本古来の福の神。商売繁盛・漁業などのご利益がある。左脇に鯛、右手に釣竿をもっている姿で描かれる。作中では頭の上に鯛、耳飾りが釣り針になっている。

弁財天(べんざいてん)
七福神の一柱で水の神様。学問・音楽などの芸術の神でもあり、琵琶を持っている。ヒンドゥー教の神・サラスヴァティーが由来。

毘沙門天(びしゃもんてん)
七福神の一柱で金運・商売繁盛・勝運の神。多聞天とも呼ばれる。インド神話のヴァイシュラヴァナが前身とされる。

9巻

インドラ
インド神話の雷神。仏教では帝釈天(たいしゃくてん)。

アグニ
火神。

ヴァルナ
水神。

ヴィシュヌ
維持神。ヒンドゥー教の最高神のひとりとされる。

ブラフマー
創造神。ヒンドゥー教の最高神のひとり。仏教では梵天(ぼんてん)。

ルドラ
暴風神。インド神話ではシヴァの前身とされる。

シュンバ
アスラ神族の殺戮兄弟の兄。

ニシュンバ
アスラ神族の殺戮兄弟の弟。

ブーテーシャ
悪鬼たちの主。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

マハータパス
偉大な苦行者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

ムリトィンジャヤ
死を克服した者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

トリローチャナ
三眼を持つ者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

シャルベージャ
有翼の獅子。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

ハラ
奪い去る者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

ナーガクンダラ
蛇を首飾りにする者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

ガンガダーラ
ガンジス河を支える者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

ムンダマーラ
ドクロを首にかける者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

カパーリン
髑髏を持つ者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

アマルナート
不死の主。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。

マヘーシュバラ
摩醯首羅(まけいしゅら)。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。仏教では大自在天(だいじざいてん)。

マハカーラ
大いなる暗黒 時・死を支配する者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。仏教では大黒天(だいこくてん)。

イシャナ
支配する者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。仏教の伊舎那天(いしゃなてん)。

アチャラナータ
動かざる者。ヒンドゥー教のシヴァ神の異名。仏教の不動明王(ふどうみょうおう)。

10巻

浦風親方(うらかぜ おやかた)
雷電為右衛門が入門した浦風部屋の親方。

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