ゲームレビュー

ニューダンガンロンパV3「4・5・6章」の感想・レビュー(最後ネタバレあり)

いままでちまちま進めていたが、4章から面白すぎて止まらなくなり、そのままクリアしてしまったので、全部まとめて書く。最後にネタバレを含むクリア後の考察があるので注意だ。

▼4章

4章クリア後の感想だが、すんごい後味悪かった。責めて責められて、ひたすら罪悪感を感じながら真実を暴いていくゲーム…そんな感じだ。つらい。

そして推理もアクションもどんどん難しくなっていて、ハート残1でなんとかクリアできた。次はゲームオーバーになりそうな気がする。

地道に王馬くんとの親交を深め、ついに攻略してパンツをもらった。


▼5章

しょっぱなからイヤ〜な雰囲気。なぜわたしはわざわざ金払って、罪悪感を感じながらゲームをしているのだろうか。

いよいよ佳境に入り、ついに才囚学園の謎が明かされた。
そして登場する首謀者、残った絶望の真実、嘘は悪なのかそれとも善か、というところだけど、まだなんか残ってそうな感じ。だってネタバレが早すぎる。

今回の学級裁判はすごかった。何重にも入りくんだトリックで興奮した。王馬くんいいキャラだな〜好きだな〜。


▼6章

いままでの話はなんだったんだ、と言えるくらいの大どんでん返し。いや、ひっくり返ったというより、斜め上に飛んでいった感じだ。ナウシカが王蟲の群れにあの子を返そうとしていたところにトトロが突っ込んできた、くらいの衝撃展開だ。詳しくは後述。

ところで6章中盤くらいにあるパニック議論がすごく難しくて、20回くらいやり直した。大声消すスキルセットがないと無理だ。最終的にはスキル入れ替えてタッチパッド操作で照準を合わせてクリアした。


▼クリア後の感想と考察(※ネタバレ注意)

先に言っておくが、わたしはこのゲームは過去最高傑作だと思っている。キャラゲーとしてみたらダンロン2の方が(そして狛枝くんが)好きだが、ストーリーや主張は今作の方がずっと深い。

しかしこれは確かに、賛否両論だと思う。

実際にやってみるまでは、賛否両論とは言っても、ストーリーの範囲内の話だと思っていた。しかしまさかプレイヤー側にも「信じていたものに裏切られた」的な絶望が襲いかかってくるとは。完全にダンガンロンパを舐めていた。ショックのあまり一度中断してしまったくらいだ。

(※以下重大なネタバレがあるため、クリア後に読むことをお勧めします)

今回の敵は、外の世界の住人…つまりは我々ゲームプレイヤーのことを指している。

金を出してこのゲームを買ったユーザーに対して「あなたたちがダンガンロンパのコロシアイを望むから、続編が次々と出てゲーム内で殺人が起きてキャラが不幸な目に合っているですよ」と、喧嘩を売っているようなものである。

さらには前作のファンだったユーザーにも「あれフィクションだから。そういう設定だから。ダンガンロンパっていうゲームだから。」とゲームの中で何度も何度も繰り返した。これはオタ的には触れちゃいけない禁忌の部分である。

それだけでなく「希望」も否定した。これも社会的タブーだ。

これだけのことが詰め込まれてたら、そりゃユーザーは怒るに決まってるし、もしわたしが関係者だったら「炎上するのでそのシナリオはやめてください」と絶対止めるとこだし、スパイクさん内でも間違いなくそういう意見が出てるはずだ。にもかかわらず、それを分かった上で、このゲームを世に送り出したというのは、本当にものすごい勇気だ。

ユーザーニーズを把握してコンテンツを作ることと、ウケるコンテンツを作ることはまったく別物だ。ウケるものを作れば賞賛の声も多く、バッシングも少なくて楽だったろうと思う。が、これだけのものを炎上覚悟で出したというとは、それ以上に「伝えたい何か」があったからだ。

それを伝えているのが、最原くんだ。「ウケれば何してもいいってもんじゃない」とうメッセージもあるだろうが、「批判を恐れて黙するのではなく、自分の信じた道を行け。必ずわかってくれる人たちがいる。」という意味も込められていると思う。そして「嘘や噂であふれるこの情報化社会で生き抜くためにどうしたらいいか」ということも含まれているように思う。なんとまぁ、ダンガンロンパはいつからそんな社会派ゲームになったのだろうか。

さて、そうは考えたものの、いまいち確証がないので、もう1周まわってきたいと思う。
ついでにスルーしてた愛の鍵イベントもやってくる。

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