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産後つらかった時に読んで救われた本

わたしが産後つらかった時に読んで救われた、おすすめの本とマンガをご紹介したいと思います。

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10人産んだスーパー助産師のストレスゼロで続けられる!母乳育児の本

母乳って勝手に出るものだと思ったのですが、これが全然出ないんです…!
病院にいる間は、MAXで14mlとか(汗)とにかく頑張るしかない、と言われつつも、何をどうがんばればいいのかわからない状態。そして退院したあともいっこうに出る気配がなく、しかも乳首の一部はもげるし、血は出るし、激痛走るし…涙・涙・涙。

ネットで調べても、まわりに相談しても「そういうものだ、がんばれ」みたいな感じで、あんまり有効な手が得られなかったのですが、わたしの母乳に関する悩みを一気に解決してくれたのがこの本でした。

この助産師さんの産院がわたしと同じ大阪だそうなので、産院まで行こうかと思ったくらいです。この本を読んでようやく、前向きに母乳がんばろう、と思えました。

出産前に読んでいれば、あんなに泣きながら苦労することもなかったのに、とか思うのですが、あとの祭りですね。というわけで、これから出産する方や、出産したばかりの方におすすめです。

あ、母乳が出すぎるトラブルについても書かれています。母乳全般のオールマイティーな本です。

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まず、ママが幸せに―産んで育てて、ニッポン・イギリス・フランス

はじめての出産、はじめての子育て。
なにもかも初めてのことでいっぱいいっぱいだけど、いいおかあさんになりたくて、必死で”正しい道”を探していました。

朝は7時までに起こして規則正しい生活。
テレビはつけない。
きちんとしたごはんをきちんと食べる。
授乳するときは赤ちゃんの顔を見て。
赤ちゃんに触れる前は手の消毒を欠かさずに。
赤ちゃんとのふれあいを大切に。
お風呂は20時までに入れて。
お風呂にいれるときは手順を守ってきっちりと。
お湯の温度は38度。40度は熱すぎる
お風呂では耳を抑えて。水が入ると中耳炎になる。
夜の授乳は暗い部屋で。
照明をつけてはいけない、スマホやパソコンなどもってほか…

当初はこれをまじめに実践していたのですが、あっという間にわたしが発狂しました。

7時までに起こして…と言われても、6時半にやっと寝たところ。無理。7時、無理。
それに真っ暗闇の静寂のなか、大泣きする娘を2〜3時間もあやしてる孤独感といったら…!

ごめんなさい、わたしには無理です。
いいおかあさんになりたいけれど、わたしにはどう頑張っても無理なんです。
そんな風に思ってポロポロ泣いていたときに、この本を見つけました。

そんなに頑張らなくたって大丈夫。
視野を広くもって、海外を見てごらんなさい。
日本じゃ考えられないくらい、みんなテキトーなんだから!

かいつまんで言うとこういうことなんですが、もうびっくりでしたよ。海外のテキトーさに。
お風呂を入れるときは、赤ちゃんをバスタブにしゃぶしゃぶして終わり。
おむつかぶれ用のクリームを大量にお尻にぬっておけば、おむつは変えなくてOK!とか(笑)

この本を読んで「ああ、バカみたいなことにこだわってたんだわ、わたし。」とか思えるようになって、本当に救われました。

「〜しなければいけない」でがんじがらめになっているおかあさんにおすすめです。

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育児なし日記vs育児され日記

少女漫画の大御所・逢坂みえこさんの育児漫画です。
わたしは漫画好きなので、産後いろいろ育児漫画を読んだのですが、こちらの作品には赤ちゃん側の視点がコメディタッチでたくさん描かれているところがツボでした。逢坂さんの子育てが、わりかし適当なところも好きです(笑)

娘が泣いて泣いて、でも全然理由がわからなくて…という状況だと、意思疎通ができなすぎてわたしに絶望感があふれてくるんですが、でもこの漫画に出てくる赤ちゃんみたいに思ってるのかもな〜という見方をするだけで、台風大荒れだった気持ちが凪に。

そういや逢坂さんは、東村アキコさんの「ママはテンパリスト」1巻にも、登場していました。

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いまのとこ、わたし的永久保存版になっているのは、この3冊です。
もしわたし同じように困ってる方がいらっしゃったら、ぜひ読んでみてくださいね!

追伸:ちなみに安眠系の本はすべて撃沈しました